2011 〜旅路〜 解説
今年のテーマである「旅路」の解説です。
旅人たちは強い意志と目標を持っていた。
目指すのは「希望の丘」。
困難を要する道のりに、他の人々はこの旅を反対する。
旅人たちは揺るぎ無い「希望の丘」への気持ちを伝える。
旅人たちの強い気持ちが伝わり、人々は旅の出発を激励し、盛大に盛り上がる。
旅人の気持ちは高まる。 これからの旅について、「希望の丘」について、各々が期待を持ちやる気に満ち溢れていた。
ついに、まちから離れ、旅人たちだけになった。
深い森に足を踏み入れた。うごめく陰が旅路を阻む。
半ば勢いだけで出発したところもあった為、本当にこれで良かったのかと疑問や戸惑い、不安がよぎる。
心に闇を抱えながら、止まることも、戻ることもできない旅人達はがむしゃらに前に進み続けた。
闇を抜けると、美しい自然がそこにはあった。
色とりどりの華。
蝶や鳥たちが旅人達を励ます。
こんな素晴らしい景色に出会う事ができるのだと知り、この旅に出た事は決して間違いではなかったと再確認する。
◆百花繚乱◆歌詞
♪美しき華が咲き誇り
蝶や鳥も舞いおりる
先の見えない旅路見据え
友の手を取り歩み出そう
穏やかな時間は続かず、嵐がやってきた。
しかし、旅人達にもう迷いはない。
希望の丘を目指し力強く突き進んで行く。
嵐を抜け、さらに勢いづく旅人たち。
沢山の仲間と駆け抜ける道。
ここまでの旅が頭をよぎる。辛い事もあった。嬉しい事もあった。
全てかけがえのない旅路。
その先に見えてきた希望の光。
ゴールはもう手の届く所に。
仲間と喜びをわかちあう。
破天荒である私達の共通の人生の通過点、希望ヶ丘高校の校歌が聞こえる。
ついに希望の丘へ辿り着いた。
どんなに辛く苦しい時も
仲間が居たから走ってこれた。
旅が終わってしまうのは寂しいけれど、
終わりがあるからこそ光り輝く、二度とは戻らない今というこの瞬間を感じて。
長いようで短い旅を終えた旅人達は、大きく成長していた。
終わりはまた、始まりである。
旅人達は新しい旅路を歩み始める。
進む道はそれぞれ違うけれど、繋がれた絆は生き続ける。
終わりのない唯一の宝。
その他8代目ページ